9月4日、柏崎刈羽原発で火災の発生を想定した東京電力と消防との合同訓練が行われました。
2018年11月、東京電力・柏崎刈羽原発構内の地下トンネルで電気ケーブルが焼ける火災が発生しました。
この火災では、情報共有が不十分だった東電の自衛消防隊が、消防を煙が充満していた地下6階に誤って案内。
その結果、火元を地下2階と特定し、鎮火を確認するまで通報から2時間あまりを要しました。
4日の訓練は、この火災の教訓を風化させないために行われ、約130人が参加しました。
東電と消防との合同訓練は6号機の再稼働後、初めてです。
【訓練】
「追加情報でケーブルの焦げ後は確認できたと。そして延焼の危険はなし」
訓練は震度6強の地震により、地下トンネル内のケーブルから漏電し、火災が発生したという想定で実施。
自衛消防隊と消防との情報共有や警報装置の作動箇所に基づく火元の速やかな特定のほか、意識を失った隊員を救助する手順を確認しました。
【柏崎刈羽原発原子力安全センター 石崎泰央 安全総括部長】
「(発電所の)職員も変わっていく。こういう事象が発生したことを繰り返し確認し、教訓を生かせているかどうか、一人ひとりが確認するという意味ではこういう訓練は非常に重要」
柏崎市消防本部も多くの職員が入れ替わっているとして、訓練の経験を組織で共有していく方針です。
