佐渡島の金山が世界部文化遺産登録されてから2年余り。岸田元総理が登録後初めて現地を視察しました。佐渡島の金山をめぐっては、韓国との間で課題が横たわっていますが、岸田元総理は様々な分野での意思疎通など丁寧な対応が必要との認識を示しています。
9月5日、新潟県佐渡市を訪れたのは岸田文雄元総理。
おととし、佐渡島の金山が世界遺産に登録されたときの総理大臣です。
5日は花角知事や佐渡市の渡辺竜五市長などの案内で佐渡金山や西三川砂金山などを視察しました。
【岸田文雄 元総理】
「多くの皆さんの努力が登録につながった。改めて強く具体的に感じさせていただいた」
世界遺産の登録からは2年余り。
この佐渡島の金山をめぐっては、朝鮮半島出身者の労働の強制性の表現が不十分などと主張する韓国との間の溝が埋まらない状況が続いています。
12日には登録時に韓国側が求めた、すべての労働者を追悼する式典を開催予定ですが、韓国側から出欠に関する返答は寄せられていないということです。
この追悼式に韓国側は2年連続で欠席。独自の式典を開いています。
【岸田文雄 元総理】
「こうした課題を含めて、様々な分野で意思疎通を図っていく。こういった丁寧な対応は大事なのではないか」
世界遺産委員会も今年7月、戦時中を含む、すべての時期を通じた歴史の説明や展示を強化するよう求める決議を採択していて、難しい対応が迫られています。
