気象庁は伊豆諸島北部にレベル5土砂災害特別警報を発表しています。引き続き、8日明け方にかけて土砂災害に最大級の警戒するよう呼びかけています。千葉県南部では、8日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。
(※画像は日本気象協会より)
■大気の状態が非常に不安定
気象庁によりますと、三陸沖には低気圧があって、前線が日本の東と関東地方の太平洋沿岸から伊豆諸島付近にのびています。低気圧からのびる前線は、8日にかけて本州付近を北上し、その後は10日頃にかけて本州付近に停滞する見込みだということです。関東甲信地方では、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっています。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。引き続き、8日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、10日頃にかけて大雨となる所がある見込みです。
■雨の実況
・7日午前0時から7日午後10時50分までの最大24時間降水量(アメダスによる速報値)
茨城県
北茨城市花園 244.5ミリ (7日午前11時10分)
高萩市大能 207.0ミリ (7日午後5時40分)
千葉県
館山 341.0ミリ (7日午後5時40分) ※観測史上1位
勝浦 325.0ミリ (7日午後6時30分)
鴨川 276.0ミリ (7日午後6時10分)
君津市坂畑 274.5ミリ (7日午後6時)
茂原 221.5ミリ (7日午後6時50分)
東庄 215.5ミリ (7日午後5時)
鋸南 212.5ミリ (7日午後5時20分)
市原市牛久 203.5ミリ (7日午後6時30分)
東京都
大島元町 581.5ミリ (7日午後2時30分)
新島川原 485.0ミリ (7日午前9時40分) ※観測史上1位
大島北の山 455.0ミリ (7日午後2時50分) ※観測史上1位
利島 384.0ミリ (7日午後3時) ※観測史上1位
神津島空港 375.5ミリ (7日午前10時50分)※観測史上1位
三宅島神着 372.5ミリ (7日午前9時50分)
八丈島西見 364.5ミリ (7日午前0時40分) ※観測史上1位
八丈島八重見ヶ原 333.0ミリ (7日午前0時40分) ※観測史上1位
神奈川県
箱根 248.5ミリ (7日午前6時40分)
■雨の予想
関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所が見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる期間や地域が拡大する可能性があるということです。
・8日に予想される1時間降水量(多い所で)
関東地方北部 30ミリ
関東地方南部 30ミリ
甲信地方 30ミリ
伊豆諸島 30ミリ
・8日午前0時から9日午前0時までに予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 80ミリ
甲信地方 100ミリ
伊豆諸島 50ミリ
・その後、9日午前0時から10日午前0時までに予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 60ミリ
甲信地方 100ミリ
伊豆諸島 50ミリ
・その後、10日午前0時から11日午前0時までに予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 60ミリ
関東地方南部 100ミリ
甲信地方 100ミリ
伊豆諸島 50ミリ
■土砂災害に警戒
気象庁は伊豆諸島北部では、8日明け方にかけて、土砂災害に最大級の警戒するよう呼びかけています。千葉県南部では、8日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒してください。関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
(※関東甲信地方気象解説情報(大雨・落雷・突風)第14号 9月7日午後11時29分 気象庁発表より)
