2年に1度の伝統行事…水不足の中、恵みの雨を祈りました。香川県まんのう町の神社で9月6日、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「綾子踊」が奉納されました。
〇装束に身を包んだ演者たちが神社に「入庭(いりは)」と呼ばれる
〇2022年に「風流踊」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録
「綾子踊」はまんのう町佐文地区に伝わる雨乞いの踊りです。初期の歌舞伎踊の風情を残す踊りで、女装した男の子が十二の小唄に合わせて踊ります。
(佐文綾子踊保存会 白川正樹会長)
「小さい子が、大人になっても伝えたいという気持ちになってもらいたい。それがなければ保存継承ができない」
その昔、干ばつで苦しんでいた村を訪れた僧侶が、「綾」という女性に雨乞い踊りを教えて村人が踊ると、雨が降ったのが由来といわれています。
2026年、香川県では水不足が続いています。1日も早い恵みの雨を…踊りやうちわを振る手にも力が入ります。
(訪れた人)
「子供たちが伝統を守っているのが良い」
(参加した人は…)
「農業だけではなく生活にかかわる大切な水。ぜひ雨が降ってくれたら」
(佐文綾子踊保存会 白川正樹会長)
「(昔は)水に苦労していたので、神様にお願いして、(雨が)降るまで踊った。きょうの踊りが早明浦(ダム)にも効果があればいい」
国の重要無形民俗文化財の第1号として指定されてから2026年で50年。「綾子踊」は地域の大切な財産としてこれからも受け継がれます。
