熊本地震でキャンセルが相次いだ観光業を支援する『九州ふっこう応援割』。
大分県内の旅行については合わせて10億円分が割り引かれることになった。
応援割の対象は10月1日宿泊分からで、予約の受け付けは9月下旬までに始まる予定だという。
『九州ふっこう応援割』割り引き率は熊本と鹿児島が60%、大分は50%
『九州ふっこう応援割』は熊本地震の影響でキャンセルが相次いだ観光業を支援するもので政府の補助金を使い九州全域で宿泊料金などが割り引かれる。
割り引き率は熊本と鹿児島が60%、大分など他の県は50%で、上限額は宿泊費だけの場合は1泊2万円などとなっている。
この応援割について佐藤知事は9月1日会見で県内で宿泊などをした場合の割り引き額の合計は10億円になると明らかにし、「5万泊分くらいが対象になるのではないかと思っている。『この分を大分は使って下さい』と来たので国としても精一杯の予算措置をしてもらった」と述べた。

対象は10月1日宿泊分から12月25日まで
予約の受け付けについては9月下旬までに開始する予定だ。また応援割の対象は10月1日宿泊分から12月25日までだが予算がなくなった段階で終了するという。
こうしたなか3日、大分県議会の第3回定例会が開会し『九州ふっこう応援割』の関連費用を盛り込んだ補正予算案が提案・採決され可決した。
定例会では始めに会期を9月24日までの22日間とすることが決まった。続いて佐藤知事が議案25件を提案。
このうち『九州ふっこう応援割』に関連した一般会計補正予算案では、10億8000万円を計上した。

経済波及効果が27億7000万円見込む
佐藤知事は提案理由で「県としても『九州ふっこう応援割』を県内観光の早期回復につなげたい」などと述べている。
また関連して質疑が行われ県は、応援割を利用した宿泊数が、県内で少なくとも5万4000泊を上回ると試算し、経済波及効果が27億7000万円に上る見込みだと明らかにした。


