「殺し屋を雇った」などと発言し、フィリピンのマルコス大統領らを脅迫したとして逮捕状が出ているサラ・ドゥテルテ副大統領が5日、裁判所に出頭し、即日保釈されました。
5日午前、報道陣に囲まれながら裁判所に姿を見せたサラ氏は、「身の安全を感じません」と繰り返し不安を訴えたあと、法廷に入りました。
サラ氏は2024年11月、自らが殺害された場合、マルコス大統領や大統領夫人らを殺害するよう殺し屋に指示したなどと発言し、裁判所が4日、重大脅迫の疑いで逮捕状を出していました。
地元メディアによりますと、サラ氏は、裁判所で指紋採取などの手続きを受けたあと、日本円でおよそ90万円の保釈金を納め、即日保釈されました。
逮捕状は効力を失ったということです。
サラ氏は、マルコス大統領と2022年の大統領選挙では共闘しましたが、その後対立が深刻化しています。
今回の脅迫発言などを理由に弾劾裁判も行われていて、2028年の大統領選挙への影響も注目されています。
サラ氏の父親、ドゥテルテ前大統領の政党は、「政治的反対勢力への攻撃だ」と強く非難しています。
