電車内や駅構内での凶悪事件やトラブルに備え、JR東日本が新潟県警と協力し、新潟駅で不審者の対応訓練を行いました。
JR新潟駅に停車する在来線の車両内。
【不審者役】
「みんな道連れにしてやるよ!」
大声をあげる男に職員が声をかけながら車両の外へ誘導します。
【井上聖貴アナウンサー】
「刃物を持った男が2階コンコースに現れました。さすまたを持っているのはJR東日本の職員です」
9月4日、JR東日本が県警と協力し行ったのは、車両内や駅構内で現れた不審者に対応するための訓練です。
県警の指導のもと、参加したJRの職員など70人が護身術やさすまたの使い方を学びました。
【参加した職員】
「そんなに力を入れなくても、相手が動いてくれるのでなんとかできる」
2018年に起きた東海道新幹線での殺傷事件以降、毎年訓練しているJR東日本。
全国の鉄道会社38社の統計によりますと、乗務員などに対する暴力の件数は昨年度590件あり、2年連続で増加しています。
今回の訓練は、新潟駅の高架化に伴い、利用客が増加していることを受け、初めて新潟駅で在来線を使って行われました。
【JR東日本新潟事業本部 神田成弘 新潟駅長】
「いかに早く車両のドアを開けて、乗客を安全な場所に避難させるか。乗務員と駅の連携、駅と警察との連携が非常に勉強になった」
JRは車両内で不審者を見つけた場合は、SOSボタンを押すなどして職員に伝えるよう呼びかけています。
