ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領が「ロシアの空は危険になりつつある」と述べたことについて「国家テロだ」と非難し、和平交渉を複雑にしていると主張しました。
プーチン大統領は3日、極東のウラジオストクで開かれている「東方経済フォーラム」の全体会合で演説しました。
この中で、ゼレンスキー大統領が、ドローンによる攻撃により「ロシアの空は危険になりつつある」と述べロシアの空港を利用する民間の航空会社などに警告したことについて、「国家テロの表れだ」と非難しました。
また、沈黙している西側諸国も「国際テロの共犯だ」と主張しました。
一方、和平をめぐっては「ロシアとウクライナが問題を解決すべきだ」としたうえで、「和平が実現する可能性はある」との認識を示しました。
また、アメリカとの関係については接触は続いているとして、関係の全面的な回復に意欲を示しました。
このほか演説では、極東地域の経済成長率がロシアのそのほかの地域の平均を上回っていると強調し、北方領土を含む島での税制優遇制度によって多額の投資を呼び込んでいると述べました。
プーチン氏は8月、択捉島を初めて訪れていて、北方領土を含む極東地域の経済開発を進める姿勢を改めて鮮明にしたかたちです。
