3日の福井県内は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、嶺北では昼前から徐々に雨が強まり、横殴りの雨となる時間帯もありました。雨は4日明け方にかけて所によっては雷を伴い激しく降る見込みで、土砂災害などに引き続き注意が必要です。
福井市内では3日午前10時半頃から、大粒の雨が激しく打ち付け、暴風に木々が大きく揺れていました。昼頃には勝山で1時間に28ミリ、坂井市三国で26ミリ坂井市春江で22.45ミリなど各地で強い雨を観測しました。
4日にかけて大雨の恐れがある中、多くの家屋が浸水した坂井市では3日からボランティアの受け入れが始まりました。
ボランティアは―
「ボランティアがいる時間ぐらいは現地の人に休んでもらい、次の仕事に備えてもらいたいたい。元々泥がある所にさらに泥が重なると被害が広がると思うので、雨が降る前にきれいにしたい」
「今回初めて参加した。泥はどけられても、その後で住めるようになるのか心配になった」
このうち、丸岡町末政で床上浸水した一軒家には4人が訪れ、雨が強くなる前に家財の搬出や清掃を終わらそうと、必死に作業に当たっていました。
この家の住人は「こんなに早く来てもらえると思ってなかったので、助かった。4年前の大雨でも水は少し来たが、床上までは来なかった」と話します。
しかし―
佐々木拓哉アナウンサー:
「正午を過ぎて雨が強まってきました。ボランティアの人も作業の手を止めて休憩しています」
作業の手を止めさせる激しい雨。ボランティアたちは時折降る強い雨に手こずりながらも、泥で覆われていた被災住宅の掃除に当たっていました。
坂井市では数十軒でボランティアの要請が寄せられていて、週末はのべ50人規模でのボランティア活動を予定しています。
このあとも県内は非常に不安定な大気の状態が続き、4日にかけて雷を伴い激しく降るところがある見込みです。
4日午後6時までに予想される24時間降水量は、多いところで嶺北・嶺南ともに80ミリとなっています。
気象台は4日明け方にかけて低い土地の浸水や河川の増水に、また4日昼前にかけては土砂災害に十分注意するよう呼び掛けています。
