3日、富山県内では午前中に再びレベル3大雨警報が発表され、豪雨被害を受けた氷見市の全域には一時避難指示が出されました。3日であの豪雨から1週間ですが、住民の表情には疲労もにじんでいます。
1週間前の豪雨の爪痕が色濃く残る氷見市の宇波地区です。
海岸にほど近いこの地区にも朝から時折強い雨が降りました。
*リポート
「氷見市の宇波地区です。氷見市では大雨警報が出ていて、付近の住民は警戒を強めています」
家々の周囲には土のうが置かれ、あたりに人影はありません。
自宅が床上浸水したというこの男性、3日は屋外での片付けをあきらめたと話します。
*自宅が床上浸水した人
「またひどい思いをするから、大雨が来ないよう祈るだけ」
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、午前中に県内の上空を活発な雨雲が西から次々と通過しました。
一時、富山市平地に「レベル3大雨警報」、氷見市に「レベル3土砂災害警報」が発表されました。
降り始めからの雨量は氷見市で60.5ミリ、高岡市伏木で60.0ミリ、黒部市宇奈月で58.0ミリに上り、氷見市は土砂災害のおそれが高まっているとして、午前7時56分に市内全域にレベル4の避難指示を発表しました。
一方、市内で1か所の指定避難所、「ふれあいスポーツセンター」では…
*男性
「家の後ろも土砂崩れしている。(大雨で)土砂が流れてきて、崩れた土砂が押し出されたら家ごと潰されるので心配」
この男性はこれまで、自宅近くの公民館に身を寄せていましたが、この週末にも指定避難所に移りたいと考え、ふれあいスポーツセンターを訪れました。
*男性
「避難所のスペースがいっぱいなので、増やせるかどうかと言われた」
このあと男性は避難所に移ることができました。
この雨で、復旧作業にも影響がでています。
氷見市が設置した災害ごみの仮置き場は、作業の安全のため3日は受け入れを中止しました。
中には受け入れ中止を知らなかった市民もいて、やむなく引き返す姿も見られました。
氷見市を豪雨が襲ったのは先月27日。県内で初めてレベル5大雨特別警報が発表されました。
翌28日以降の1週間、氷見市で晴れた日は3日。全般的に雨や曇りの日が続きました。
水害にあった地域では水に濡れた家具などを天日で干したり、床下の乾燥を進めたいところですが、全般に気温も低めでした。
3日の大雨を含め、この1週間の天気は復旧活動を加速させるものにはなっていないようです。
