大雨情報、気象予報士の堀元さんです。
3日朝は、雨音で思わず起きてしまうほどの急な雨でしたよね。
予想よりもかけ足で雨雲が流れ込みました。
3日は北陸地方が高気圧のふちにあたったことから西から東へと再び暖かく湿った空気の抜け道となったわけです。
3日朝は、一時、富山県氷見市で29ミリと強い雨が降りました。
雨は午後には小康状態となりましたが、午前中を中心に60ミリを超す大雨となった所もありました。
雨量は、氷見市で61ミリ。再びまとまった雨となりましたね。
午後6時半現在も大雨と土砂災害のレベル2の注意報が出されています。この先も雨は長期化しそうです。
台風24号の進路ですが、かなり複雑な動きをしています。4日にかけて北上し、その後南下し、また北上とUターンするような進路となっているんです。
さらに、秋雨前線がこの先1週間も停滞しそうです。これほどまでに停滞するのは珍しいことですが、大きな原因は気圧配置がほぼ変わらないことです。
現在、太平洋高気圧と大陸の高気圧の空気の質が異なる境目に秋雨前線が上下にうろうろしながら停滞しています。またそこに台風が加わることで、絶えず雨雲の元となる大量の水蒸気が補給されているからです。
全国的に記録的な大雨が繰り返されていますが、この先も心配ですね。
直近の天気図をみると、上空からの寒気が前線を南に押し下げていきますが、前線がゆっくり動いていて、まだ今夜~明け方までは局地的に雷を伴って激しく降るところもありそうです。
一方、4日朝には関東南まで前線は離れていきますので、大雨の峠は越えて、天気もゆるやかに回復となるでしょう。
では、目先4日までの雨雲の予想です。
この後は、雨雲の隙間に入ってきますが、未明の時間帯に一時的に強まるところもありそうです。
その後、夜まで雨雲がかかるところもありますので、夜にかけて雨具を持っておくとよさそうです。
詳しい4日の天気です。
まずは県東部です。朝早くまで雨が続き、その後も雨の降りやすい天気となるでしょう。最高気温は26度前後、最低気温は21度とひんやりしそうです。
富山市と周辺です。雨が収まっても雲が低く雨の降りやすい空模様が続くでしょう。最高気温は26度と9月中旬並みでしょう。
県西部です。未明に降り方が強まりますが、朝には雨は次第に落ち着いてくるでしょう。最高気温は26~27度でしょう。
10日間予報です。4日まで雨に注意していただきたのですが、週末は天気が回復し秋晴れとなりそうです。いったん落ちつきそうですね。
そうなんです。ただ、週明けから再び前線がゆっくり北上してきます。今後の前線の動き次第で再び大雨の可能性もありますので注意してください。
