熊本市の県立美術館本館で開催中の『わたしたちのルノワール』。その見どころをシリーズでお伝えしています。19世紀末のフランスで活躍したルノワールは当時の日本人画家にも大きな影響を与えていました。
【寺田 菜々海 アナウンサー】
「今回の展覧会ではルノワールだけではなくて、彼に影響を受けた画家の作品も鑑賞できるんですよね」
【熊本県立美術館 学芸員 香月 比呂さん】
「はい。会場ではルノワールと関わりがあった画家たちの相関図も紹介していますがなかでもフランスに直接ルノワールを訪ねて日本人唯一の弟子となった梅原 龍三郎の作品も数を多く展示しています。梅原はルノワールから『優れた色彩感覚がある』と認められていたといいます。このほかにも、山下 新太郎や中村 彝(つね)などの日本人洋画家の作品を数多く展示しています。彼らがルノワール芸術から何を感じ、何を学んだのか。そんな視点でもこの展覧会を楽しんでいただければと思います」
『わたしたちのルノワール』熊本県立美術館本館 9月13日(日)まで開催
