燃え盛る炎。
沖縄県内の宿泊施設で8月に起きた火災の映像です。
この施設に火を付けて燃やし、宿泊者18人を殺害しようとした疑いで、アメリカ国籍の32歳の男が逮捕されました。
男は、自身も宿泊していた施設になぜ、火を付けたのでしょうか。
現場となったのは、沖縄・北谷町の宿泊施設「ホテルハンビーリゾート」です。
8月15日未明、目撃者から「ホテルで火災があり、避難できない人もいる」との110番通報が寄せられました。
火災発生直後の映像では、燃え盛る炎に向かって消防による放水が続けられています。
この映像の撮影者は、当時の緊迫した状況について「風船が破裂したようなパンパンという音と、ガラスが割れるような音が響いていました」と話しました。
現場には消防車7台が出動し、通報から約4時間後に火は消し止められましたが、建物の半分と車1台が燃えました。
8月15日、鎮火から1時間ほどがたった現場には焦げたにおいが残り、建物の窓ガラスは割れて、中まで焼けていることが確認できました。
火災発生時、この施設に宿泊していた18人のうち、50代の男性1人が意識不明の状態で病院へ。
男性はこれまでに意識を取り戻しているものの重傷で、現在も入院中です。
この火災について調べていた警察が1日、建造物等放火と殺人未遂の疑いで逮捕したのが、アメリカ国籍の自称会社員、ポセディオン・ロバーソン容疑者(32)です。
警察によりますと、ロバーソン容疑者は当時旅行で沖縄を訪れ、現場の施設に1人で宿泊。
建物に火を付けた後、現場から立ち去ったとみられています。
そして、火災発生から6日後、沖縄・浦添市にある複合施設内のソファで寝ていたところを警察官に見つかり、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。
その後、警察が捜査を進めた結果、宿泊施設に放火した疑いも強まったことから今回の逮捕に至ったのです。
警察は、宿泊施設側や他の宿泊客とトラブルがあったのかも含め、動機の解明を進めています。
