救助を待つ乗客が撮影した映像をよく見ると、乗客がいるのは横倒しになった船の側面です。
8月30日、地中海キプロス島沖で出航直後のフェリーが浸水し、転覆しました。
乗客など267人が乗っていて少なくとも8人が死亡、6歳と12歳など複数の子供を含む18人が行方不明になっています。
救助された乗客によると出港時、海は見るからに危険な状況だったといいます。
救助された乗客は「激しい波のなか、『こんな天候で出港するのは無茶だ』と伝えているうちに浸水が始まった」「誰も救命胴衣を渡されず、必死に逃げた」と話します。
事故前日のキプロス島で撮影された映像では、沖のほうで海上に竜巻が発生するなど激しい暴風雨に見舞われていたといいます。
地元メディアは、出航前に船底に深刻な亀裂があった可能性も報じており、地元当局は運航上の問題がなかったか船長ら8人を拘束して事故原因を調べています。
