秋田県は31日、クマ被害の防止に向けた会議を開きました。鈴木知事は「本格的な秋を迎えるこれからがまさに正念場。様々な媒体で注意喚起していく」と述べました。
鈴木知事:
「まさにいまから農作業・行楽シーズンが重なるこの時期が正念場。しっかり議論したい」
県によりますと、8月のクマの目撃件数は230件で、前の月から674件減っています。
しかし、秋はクマの目撃件数が増える傾向があり、2025年は9月に926件、10月に5810件と市街地などへの出没が相次ぎました。
会議では鈴木知事らが、秋のクマ対策などについて意見を交わしました。
この中で、様々な媒体を通じて注意喚起を図るとともに、宿泊観光施設に柵や塀、防犯カメラを設置するなどハード面での整備について、費用面で支援していく方針を確認しました。
また、それぞれの市町村から県に対して多く寄せられている専門的な知識を持った鳥獣管理職員の確保を求める要望に対しては、県は広域的な体制を整備し、県北と県南にも鳥獣管理職員とガバメントハンターをそれぞれ1人ずつ配置して応じたいとしました。
鈴木知事:
「ガバメントハンターにしても、鳥獣専門職員にしても、私たちが募集をかけても採用できるとは限らないので断言できない部分はあるが、少なくとも来年度以降には確実に増強したい」
なお県は、ツキノワグマなどの保護や管理について研究する職員を、31日から初めて募集しています。
