とってもマッチョなスーパーおじいちゃんに注目します。
90歳を迎えたこの夏、新たな目標を胸に全身を鍛えていました。
【金澤利翼さん(当時88歳)】
血管が浮き出た…太い腕。
硬く引き締まった…背中。
ムキムキのたくましい脚。
現役バリバリのボディビルダー、金澤利翼さん当時88歳です。
Q:88歳には見えないですね
「センキュー ベリーマッチョ」
Q筋肉は何歳になっても大きくなるんですか
「それを証明したいのが私。私は88歳だけど”90歳”まで現役を貫こうと思っている」
あれから、2年・・・
岡野キャスター)“次の目標を掲げた”金澤さんからお手紙をいただきました。
あちらにあるのが金澤さんが経営するジムです
この夏、90歳を迎える金澤さんを訪ねました。
【金澤利翼さんと岡野唯キャスター】
岡野)「こんにちは~金澤さん。ご無沙汰しております」
金澤さん)「いつも放送時間には<ライク!>を見てるから、元気な姿を喜んでいますよ」
岡野)「93歳まで現役を続けると書かれていまして…」
金澤さん)「いつまでたってもしわがガンガン出てこないから、ひょっとしたら93歳までしわを少なく、できないように努力して、93歳までいけるかなと」
ボディビルダーの競技に目覚めたのは20歳のとき。
体を鍛えるためにおこなっていた、筋トレがきっかけでした。
この道およそ70年。
これまで18回にわたり、日本一に輝いてきた金澤さん。
前回取材した2年前と変わらず、筋肉もトークもキレッキレでした。
懸垂を見たカメラマン)「…すごいですね。すごい」
金澤さん)「おじいさんとしてはね。すごくないと世界に通じない。アンダースタンド?
ガソリンスタンドじゃだめよ」
若さの秘訣は50歳から続けている食生活にあるといいます。
米とみそ汁と納豆の”日本食”が中心。
金澤さん)「ベリーデリシャス。OK」
そして、最近1日1袋食べているのが、ブルーベリー。
金澤さん)「肌がきれいになる」
体内で発生する「活性酸素」の働きを抑える抗酸化物質が豊富に含まれていて、肌の老化防止やハリを保つ美肌効果が期待できるそうです。
金澤さん)「ん~~~!こんなものを食べて、私はこんな体を作りよるんよ。考えられる?(考え)られんね?」
金澤さんは鍛える部位を曜日ごとに変えて、毎日2時間、汗を流しています。
取材をさせてもらったこの日は“肩”です。
金澤さん)「大脳から指令を、ここへもってくる。そういうことを”しれい”や。
大事なことは、お年寄りであろうが、若い人であろうが、必ずやっているときは、その筋肉を求めて、集中的に刺激を与えて、疲労させて鍛える」
上半身を逆三角形に見せるために、広背筋のトレーニングも欠かせません。
金澤さん)「肩を広くしてVシェイプ。その前に広背筋を出さないといけない。
広背筋。こう、こう…(ポーズ)
さらに、新たな目標を掲げていました。
【金澤利翼さん・宮前亜寿香さん(金澤さんのジムの会員)と岡野唯キャスター】
岡野)「年齢差は?」
金澤さん)「私は90よ」
宮前さん)「私はことし51になるんで」
男女ペアで出場するカテゴリー”ミックスドペア”に初挑戦。
このジムの会員、宮前さんからのお誘いでした。
宮前さん)「90歳で出ている人いませんよ “一緒に組んだら注目浴びるんじゃないですか?”って言ったら ”じゃあやろうかな”と」
金澤さん)「これも大記録ね。90でミックスドペアに出たのは誰もいない。これも大記録」
宮前さん)「並んだときにミックスってなると、同じようなコンビでやりたいので、私は今から腕を頑張るのと、脚のカットをしっかり出していこうと思っています。
金澤さんはもう“年中”絞っている。テレビ(取材)がいつ来てもいいように」
金澤さん)「年中無休」
ペアで挑む大会の前に、まずは、個人の大会を控えている金澤さん。
今月30日に広島市で開催される、日本マスターズ選手権です。
金澤さん)「審査員が”あれ90歳の腕か!?”というくらい、大迫力を与える。それがもう絶対。勝つための好印象。でも、それですごいと思わせたら自動的に、金澤さん1位だ、1位だ、1位だって、ならんかの?」
岡野)「なるかもしれない」。
金澤さん)「なるかもしれん。それは勝つための作戦よ」
【大会当日・8月30日】
そして、30日ー
【金澤利翼さん】
Q:コンディションは
「いいです。きょうは19回目の日本一(に向けて)ですから、ベストを尽くします」
会場に入ると、大勢の参加者が駆け寄ってきます。
90歳の現役ボディビルダーは、選手たちにとっても憧れの存在。
【大会参加者と金澤利翼さん】
「金澤さんはもう、はるか遠い遠い、もう…」
金澤さん)「そんなことはない。競争相手じゃない。お互いに頑張らないと」
「YouTube見ています」
金澤さん)「え?」
「YouTube見ています」
金澤さん)「そんなことないよ」
岡野)「有名人ですね!」
金澤さん)「いや、無名ですよ。ふふふ…」
出場するのは、最高年齢カテゴリー・85歳以上の部。
最年長の金澤さんを含め、7人がエントリーしました。
予選では、全員並んで基本の7ポーズを披露。
筋肉の大きさ、バランス、美しさを競います。
続く、決勝審査では、自分の好きな曲に合わせて1分間、自由にポージング。
金澤さん)「(振り付けを)間違えないように。おじいさんだから間違えることがある」
金澤さんは得意とする中腰のポーズを何度も取り入れました。
そして、迎えた結果発表。
下の順位から読み上げられます。
「2位は…○○!」
この瞬間、金澤さんの優勝が決まりました!
90歳でつかんだ19回目の日本一です。
岡野)Q:打倒!金澤さんで…
金澤さん)「来た来た。来たけど勝った。よかった~
勝った勝ったで よ”かった”~。
人間っていつまでも辛抱して頑張らないといけないこと、90歳で学んだ。
人生で負けたくないって気持ちでずっと続けてきたから、19回目の日本一になれた。
93歳まで現役を続けられたら、世界の大記録をいっぱい作りたい。
世界。それで“せいかい”でしょ? 私の生き方としては。
センキュー ベリーマッチョ!」
