旧秋田藩主・佐竹家が所有していた歌仙絵を集めた企画展が、秋田市で開かれています。
この企画展「おかえりなさい!佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品」は、鎌倉時代に描かれた佐竹本三十六歌仙絵を集めたもので、過去最多となる15作品が期間ごとに展示されています。
絵巻はかつて、旧秋田藩主の佐竹家が所有していましたが、大正時代に一歌仙ずつに分けられ、全国各地で大切に保管されてきました。
平安時代の歌人として知られる「小大君」を描いた作品では、うつむき加減の様子が夜明けの醜い姿を見られたくないという、和歌の心情を映し出しています。
会場を訪れた人たちは、貴重な作品の数々をじっくりと鑑賞していました。
秋田市立千秋美術館・村田梨沙さん:
「佐竹本は作られたのも800年以上前で、それぞれが分かれてからも1世紀以上が経過している。貴重なものが目の前にあるということを実感してもらう、いい機会になればと思う」
この企画展は、9月23日まで秋田市の千秋美術館で開かれています。
