北海道の空の玄関口、新千歳空港。
2025年の利用客は約2600万人と、過去最多を記録しました。
アメリカ・サンフランシスコへの直行便など、就航する路線も拡大します。
そんな新千歳空港が今、生まれ変わろうとしています。
「魅力的な空港にして、飛行機に乗らない客にも遊びに来てもらえる空港にしたい」(北海道エアポート 山崎雅生社長)
空港がテーマパークに?ターミナルでプロレスが?
より便利に、楽しく進化する新千歳空港の姿をモクゲキします!
2025年の利用客が過去最多を記録した新千歳空港。
2026年12月からは、ユナイテッド航空がサンフランシスコへ、エア・カナダがバンクーバーへの直行便を就航させます。
新千歳空港から北米への直行便は初めてです。週3便の往復で、2027年3月までの運航が予定されています。
これまで北米へ向かうには東京で乗り継ぐ必要があり、どんなに早くても13時間、場合によっては前泊が必要でした。
しかし今回の直行便の就航により、約9時間で到着できるようになります。
なぜサンフランシスコとバンクーバーなのか。北海道エアポートの山崎社長によると、千歳市で量産が進む次世代半導体・ラピダスとの関連が大きいといいます。
サンフランシスコ近郊にはシリコンバレーがあり、IT企業が集積するエリアとの間でビジネス需要が見込まれるためです。
また旅行会社では、北米旅行の問い合わせが増えているといいます。
HISはすでにパンフレットを作成しており、オーロラ鑑賞やスキーリゾート、スポーツ観戦などのプランが3泊5日25万円から用意されています。
空港内の施設も大きく変わっています。
4月には保安検査場に「スマートレーン」が導入され、CTスキャン技術によってかばんからペットボトルやパソコンを出さずに検査が可能になりました。
処理能力は従来の2倍にスピードアップしています。
また、8月にはシェアオフィスも新たにオープンしました。
ほかにも新千歳空港では、さまざまな取り組みが進行中です。
その現場を案内してもらいました。
「何ですか、この催し物は?」(八木隆太郎フィールドキャスター)
「『ほっかいどうエアポー島』ということで、『あつまれどうぶつの森』とコラボして、ここがセンタープラザです。催し物を開いています」(斉藤空港事業本部長)
8月30日まで開かれている「あつまれほっかいどうエアポー島」です。
ゲームと空港がコラボしたイベントで、フォトスポットや限定グッズなどが楽しめます。
「ゲームの中に入ったみたいで楽しかった」(来場者)
そして、9月からは大規模な工事も始まります。
ターミナル3階の国内線と国際線を結ぶ通路にある「ハローキティハッピーフライト」。
体験型テーマパークで、キャラクターと一緒に写真を撮ることができるなど、多くのファンに親しまれてきました。
工事に向けて8月23日、10年間の営業に幕を下ろしました。
「閉店することを聞いた客が惜しんで、これだけのコメントが寄せられた」(北海道エアポート 斉藤勲空港事業本部長)
「ここをいったんクローズして、このエリアはどうなってしまうんですか?」(八木フィールドキャスター)
「今後はアニメや物販専門店などを新しく展開したい」(斉藤空港事業本部長)
北海道内最大級のアニメがテーマの施設や物販専門店など、20店舗ほどが出店し、2027年の夏に完成予定です。
新たなスポットで楽しめそうです。
ほかにも新千歳空港では、魅力度アップに向けた様々な催しや取り組みが行われています。
9月にはセンタープラザで新日本プロレスの興行が開催予定で、これまでの空港の常識を覆すイベントとなりそうです。
そしてプロレスイベントの企画以外にも、若手社員の主導による新しい取り組みが始まっていました。
「あれ、なんか撮影してますよ。すみません、何の撮影をしているんですか?」(八木フィールドキャスター)
「空港を運営している北海道エアポートの公式YouTubeチャンネルの撮影をしていました」(北海道エアポート 佐々木楓さん)
「見てください!スマホとアクションカメラでスタッフの方が撮影していますよ」(八木フィールドキャスター)
北海道エアポートの公式ユーチューブ「はっぷちゃんねる」です。
知られざる空港の魅力を若手社員らが、部署の垣根を越えて手作りで発信しています。
今回のテーマは「新千歳空港でしか食べられないアイスクリーム7選」。
ジャガイモをふんだんに使った人気商品「インカのめざめバターソフトW」を紹介します。
「ポテトチップスと一緒に食べると、甘じょっぱさがあいまってめっちゃおいしいです。空港限定なので、ぜひ食べてほしいです」(佐々木さん)
「お~、すばらしい食リポ!」(八木フィールドキャスター)
この日収録したのは、新千歳空港の限定商品の紹介です。
せんえつながら、私が食リポのコツを伝授するくだりも。
9月上旬に配信予定です。
「自分たちが気づけない魅力を発掘でき、気づきを毎回得られてすごく楽しい」(北海道エアポート 荒井厳士さん)
「3人とも素人の集まりなので、いろいろ日々勉強しながら、みんなで一緒に考えながら制作している」(北海道エアポート 馬狩諒さん)
若手社員の奮闘が、新千歳空港の新たな魅力創出にもつながっていきそうです。
「ぜひ、ユーチューブで検索して、『はっぷちゃんねる』のチャンネル登録をお願いします」(佐々木さん)
