札幌大谷高校女子バレーボール部3年の高島心愛さん、本間陽菜乃さんが、ビーチバレーで国民スポーツ大会(青の煌めきあおもり国スポ2026)の少年女子北海道代表として出場する。2人が代表権をつかんだのは、6月のインターハイ予選後に行われた北海道予選でした。ビーチバレーの練習は2日ほどでしたが、短い準備期間で優勝を飾った。
ビーチバレーは2人1組で戦います。インドアより少ない人数で広い範囲をカバーし、風や砂の状態にも対応しなければならない。高島さんは「風を読むのが難しい」と話す一方、実戦形式の練習が多いことに楽しさを感じているという。
札幌大谷では、これまでビーチバレーが部の文化として定着していたわけではなかった。元沢陽介監督が、ビーチで得る経験や技術がインドアにも生きると部員に呼びかけ、希望者を募った。北海道予選には同校から3ペアが参加し、高島・本間ペアが頂点に立った。
大会直前の練習では、山田帆夏コーチと瀬川あさひキャプテンが練習相手を務め、終始明るい雰囲気の中で2人は調整を進めていた。インドアではレシーバーを務める高島さんは、ビーチバレーの魅力について、「自分が打って点を決めた時が嬉しい」と笑顔を見せた。「私たちは初めてなので、挑戦する立場として頑張りたい」と、全国大会を見据えた。

本間さんは、トヨタ自動車の水町泰杜選手のプレー動画を見るなどして、以前から競技に興味を持っていたという。実際にプレーしてみると、「別競技というか、初心に返りながら。バレーを始めた小学校の時のような感覚」と新鮮さを語った。
北海道予選では優勝を予想しておらず、「国スポ予選は勝てると思ってなくて、自分たちもびっくりしていました」と振り返る。インターハイ北海道予選では決勝で旭川実業高校に敗れ、全国大会出場を逃した。「インドアで全国大会に出られなかった分、とりあえず1勝を目指して頑張ります」と意気込む。
北海道は、ビーチバレーコートを利用できる期間が限られ、練習環境の確保も課題となる。それでも元沢監督は「国スポの代表として北海道の看板を背負っていくことは、いい経験になると思います。1試合でも多く経験させてあげたい」とエールを送った。
インドアで培った技術を砂の上で生かし、風にも対応しながら、2人でコートを守る。9月に青森で行われる国民スポーツ大会は、2人にとってビーチバレーでの大きな挑戦だ。目標はまず1勝。そしてその先を目指して戦う。


