プールでの事故を防ごうと倉敷市のスイミングスクールがAIの活用を始めました。国内の導入は3例目。どんなシステムなのか取材しました。
(三竿雅義記者)
「プールの中の人を見守っているのはあちらのカメラ。施設には10台設置されています」
AIのシステムを導入したのは倉敷市のサンフラワースイミングスクールです。約2000人の会員が利用していてプールでの事故防止には約20人のスタッフが対応していますが、不測の事態に備え、AIの導入を決めました。スイミングスクールでの導入は国内3例目ということです。
(サンフラワー 日高晴治広報・営業マネージャー)
「安全を守るのは大きな課題なのでシステムを導入した。ベビースイミングもやっていて危ないシーンもあり得るので対策として、AIは第3の目と思う」
導入したのは台湾の会社が開発した「SAFE SWIM」というシステムで、10台のカメラの情報を1つにまとめ、プール内の人の状況をAIが検知します。26日はプール内にいる人の状況が正確に判断できているかなど確認作業が行われました。
泳いでいる人は青の点で、歩いている人は緑色で表示されます。
そして溺れた人を検知すると・・・赤い表示に。そして、警告音が。
水中に顔が浸かった状態で、「動作がない」とAIが判断すると、スタッフに知らせる仕組みです。
(設置した企業の担当者 三浦征治さん)
「人手不足や監視員が疲れているとか悪いタイミングが重なると事故が起こる。それをうまくカバーする保険として導入を検討する人が増えてきている」
スクールでは今後、会員1人1人の体格や施設内の時間ごとの照明や日光のパターンなどを約1カ月間、AIに学習させたあと、本格的に運用を始めることにしています。
