現職と新人の4人の争いとなった香川県知事選挙は8月30日に投票が行われます。1期4年の現職の県政運営の評価が主な争点となっています。各候補が力を入れる訴えをまとめました。
香川県知事選に立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属で、新人でIT関連業の姓納文彦さん(63)、再選を目指す現職の池田豊人さん(65)、新人で共産党県書記長の田辺健一さん(45)、新人で会社員の曽根克典さん(64)の4人です。
無所属新人の姓納さんは“外国人政策”を中心に訴えています。専門技能を持つ外国人材を育てる育成就労制度が始まるのを前に、県内の在留外国人の上限を5%までにすることなどを掲げています。
(姓納文彦候補<無・新>)
「今回一番重要なことだと思っているのが、せっかくこれだけ素晴らしい香川になったのに今、自ら香川県を壊そうとしています県民の方々の調和がとれ、お互いが幸せに暮らせる仕組みや受け入れの上限などをこれからは見出していくことが一番大事」
無所属現職で2回目の当選を目指す池田さんは、「安全・安心」、「世界に挑戦」、「元気でにぎやか」の3つの柱を掲げています。企業誘致を推進するほか、医療、介護、教育、移動手段をしっかり守ると訴えています。
(池田豊人候補<無・現>)
「人口減少の波がやってまいります。南海トラフ地震をはじめ、まあ防災の備えも待ったなしの状態。経済の活性については、引き続き力を入れて、発展の基盤として、しっかりしたものにしたい」
無所属新人の田辺さんは「県民生活最優先」「安心と平和を作る香川へ」のスローガンを掲げました。四国新幹線や、高規格道路の建設計画を挙げ、税金の使い方を県民の暮らし最優先に変えることなどを訴えています。
(田辺健一候補<無・新>)
「県政が県民の願いを受け止め、命や暮らしを守る。そうした政治の役割を発揮しないといけない。県民の所得が引き上がる時給1500円以上が当たり前の香川県を作っていく」
無所属新人の曽根さんは県内に投資を呼び込むことや瀬戸大橋の観光資源としての活用など13項目の提案を示しました。活気と向上心にあふれる世界一の100万都市香川を作ろうと訴えています。
(曽根克典候補<無・新>)
「事務的ではなくて、(池田県政は)積極的なものがないような気がする。悪くはないですよ、それはそんな印象を持っています。池田県政は積極的なものが一切ない。向上心と活気が満ちあふれた香川が作ることが肝心。いろんな人があらゆる方向から努力して、向上心と活気が満ちあふれた香川を作る」
県選挙管理委員会によりますと、8月23日までに4万6500人余りが期日前投票を済ませていて、4年前の同じ時期に比べて約65%多くなっています。
OHKでは8月25日、高松市の期日前投票所で投票を済ませた有権者50人に、今回、重視した政策などを聞きました。このうち12人が福祉、11人が経済などを挙げています。
香川県知事選挙の投票は8月30日で、即日開票されます。
