始まったばかりの新学期は厳戒態勢のなかでの登校となった。福島県福島市の住宅地でクマの目撃が相次ぎ、市や警察による警戒が続いている。
「こちらは福島市役所です。この付近でクマの目撃情報がありました」
クマへの注意が呼びかけられるなか、子どもたちは保護者の車などで警戒しながらの登校となった。保護者は「ちょっときのうの夜すごいパトカーが来てて、すごい言ってて、クマが出たって。どこで出たのかなと思ってすごいびっくりして」と話す。
クマが目撃されたのは、JR福島駅から東に2キロあまりの福島市渡利の住宅地。
8月25日午後6時すぎの目撃を最初に、学校や病院のまわりで約30分間の間にあわせて4件の目撃が相次いだ。
体長は約1メートル。同じ個体が移動したものと見られていて、けが人は確認されていないものの不安が広がる。保護者は「早く見つかるというか、どこにいるのかわかってほしいですよね。やっぱ夕方とか早朝は歩かないようにって子どもに言ってますね」と話す。
この約3時間後には、2キロあまり離れた福島市郷野目で体長0.5メートルほどのクマの目撃情報も相次いだ。
福島県内では今年に入りクマの目撃が870件寄せられ、人身被害は10人にのぼっている。
