東京都中野区の商業施設「中野ブロードウェイ」に入る時計店で発生した高級腕時計の窃盗事件。
25日正午ごろ、わずか10秒ほどの犯行で、「リシャールミル」の腕時計3本と「パテック フィリップ」の腕時計1本が盗まれ、被害額は2億円近くに上るということです。
被害にあった店舗は、26日は午前から営業を再開。事件発生と同じ正午ごろには、商店街は多くの人でにぎわっていました。
白昼堂々起きた事件の最新情報を坂元キャスターが中継で伝えました。
■店員が語った“犯行”の詳細 持っていたリュックが「相当大きかった」
事件があったのは正午ごろ。開店は午前11時だったということで、「開店まもない時間帯」の犯行でした。
坂元キャスターは25日、事件発生から間もないタイミングで取材を行い、店員からも状況を聞いていました。
【坂元キャスター】「当時店長と3人の店員が店の中にいて、カウンターが奥にあるんですが、その奥の方に4人ともいたということです。
そこにマスクをした2人組がやってきて、1人が左側お店入ってすぐのガラスの前に立って、もう1人は店の中に入らず外にいたように見えたと店員の方おっしゃっていました」
そして店内のショーケースの前に立った人物がハンマーを取り出してガラスを割り、高級腕時計4本を盗み逃走。
その人物はリュックを背負うのではなく、前にかける形で持っていて、「相当大きかった」ということです。
■2人の逃走の状況は キックボードは事件の10~20前にレンタルされたもの
2人はともに中野ブロードウェイ内を走り抜けた後、南北に分かれて逃走。その様子を別の店の店員が目撃していました。
【坂元キャスター】「他のお店の店員の方の目撃情報なんですが、2人は“猛スピード”で走り抜けていって、結果論かもしれませんが2人ともどういうふうに通るかというのを決めてるように見えたと。
レンタルの電動キックボードを1台置いていて、1人がそれに飛び乗って、公道に出て逃走したということです」
別々の方向に逃げた2人ですが、その後、現場付近にある区役所の裏側の公園あたりで合流。キックボードを乗り捨てて服を着替えたうえで、中野駅のほうに行き逃げたとみられています。
【坂元キャスター】「(逃走経路は)大通りで、たくさんの方が歩いています。ただ、電動キックボードに乗っていて違和感はないかなという道なので、犯行を見ていない方からしたら何も感じずに、その逃走経路を走っていったのかなということは感じました」
キックボードは事件の10~20分前にレンタルされたということです。
■「昼間にこんなことが起こるということがびっくりです」 被害店舗の副社長
きのう警察の現場検証に立ち会っていた店の副社長は坂元キャスターに「とにかく驚いていて今までこんなことなかったし、昼間にこんなことが起こるということがびっくりです」と話していたといいます。
多くの人でにぎわう人気のショッピングエリアで白昼堂々起きた事件。
警察が捜査を進めています。
■橋下氏「”トクリュウ”なら犯行のレベルを上げたのか“プロ集団”か」
短時間で高級腕時計が盗まれた今回の事件。けが人など人的被害はありませんでした。
スタジオ出演した弁護士の橋下徹氏は、いわゆる“トクリュウ”=匿名流動型犯罪グループによる他の事件では、「ずさんな犯行で人が傷つけられるケースも多い」と指摘。
そのうえで、この事件については「(犯行が)緻密だなと思う。匿名流動型なら犯行のレベルを上げたのか、もしくは本当にプロ集団がやったのか。
捜査機関は何とか検挙に向けて頑張ってもらいたい」とコメントしました。
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2026年8月26日放送)
