林業の現場では課題となっている人手不足を解消しようと、デジタル技術を活用し、無人で木を切り倒す作業車の導入について考える研修会が開かれました。
新潟県長岡市で開かれたのは、次世代型林業機械の研修会。県内の森林組合などから約40人が参加しました。
県内で林業に携わる人は30年前に比べ半減。2023年の時点で500人あまりとなっています。
重労働で危険が伴う現場作業などが減少の要因と考えられているため、研修会は少ない人数で安全な現場を実現しようと県が企画しました。
紹介されたのは、ラジコンのようにリモコンで遠隔操作することで立木を切り倒し、運び出す作業車です。
車には3箇所にカメラが設置され、立体映像をゴーグルの中で再現。遠近感が分かることで、現場にいるのと同じ感覚で作業できるということです。
研修では実際に車を走らせ、立木をチェーンソーで切り倒し、現場から運び出すまでをオペレーターが実演しました。
県内で発生する作業事故は多くが木を切り倒す作業中に発生しているため、作業車による機械化は安全性の向上に期待がかかります。
【参加者】
「林の中は足元も周囲の状況も枝葉でごった返している。常に危険と隣り合わせの状況で、導入できたら事故も減って、人の負担が少なくなっていくと思う」
【県林政課 篠田朗夫 課長】
「(作業車は)生産性が高いので、木をいっぱい切って、木材収入を上げて、働く方の給料アップにつなげていただければ」
