高市総理大臣は25日、記者団の取材に対し、アメリカのICC(国際刑事裁判所)の赤根智子所長への制裁に対する日本政府の反応について、「弱腰との批判は当たらない」と強調した。
これまでに高市総理は赤根所長への制裁について、「大変残念に思っている」と述べるにとどめ、アメリカには正式な抗議はしていない。
これに関し、高市総理は「赤根所長とは政府として緊密に意思疎通を行い、必要な支援を行ってきた。それだけに大変残念だと申し上げた」と述べた。
その上で、アメリカに対し、「赤根所長を制裁対象にしないよう累次にわたって様々なレベルでギリギリまで働きかけを続けてきた」と説明した。
そして、「仮に制裁対象になった場合に備えて、赤根所長が送金など金融取引にも困らないようにアドバイスを行った上で、手続きも後押しするなど親身に対応してきた」と述べた。
2026年1月に赤根所長と会った際に、「私から『急いで最悪の事態を想定してこういうことをしておいた方がよい』ということを話した」と明らかにした。
高市総理は「赤根所長が直面する危機感、懸念は私も共有している」として、「引き続き必要な支援を行っていく」と強調した。
