強い台風18号が8月25日夜から26日朝にかけて奄美地方にかなり接近する見込みだ。最大瞬間風速60メートル、24時間雨量250ミリという猛烈な勢力を保ったまま北上しており、暴風や土砂災害への厳重な警戒が求められている。
南大東島付近を西北西に進む
台風18号は25日午前11時現在、沖縄の南大東島付近を西北西に進んでいる。奄美地方はすでに風速15メートル以上の強風域に巻き込まれており、徳之島の海岸ではうねりを伴った白波が次々に押し寄せ、波が岩場に激しく打ち付けている状況だ。さとうきびが強風にあおられて激しく揺れる光景も確認されている。

暴風域突入は南部が昼過ぎ、北部が夕方
奄美地方が風速25メートル以上の暴風域に入るタイミングは、南部が25日昼過ぎ、北部が25日夕方と予想されている。その後、25日夜から26日朝にかけて台風が最も接近する見込みで、うねりを伴った高波・暴風・土砂災害への厳重な警戒が必要だ。

避難指示・高齢者等避難が各地に発令
現在、レベル4「避難指示」が与論町と和泊町に発令されている。また、レベル3「高齢者等避難」が喜界町・知名町・天城町に出されており、地域住民は早めの安全確保が求められる状況だ。

海・空の便に大規模な欠航
交通面への影響も広がっている。海の便では種子屋久高速船の一部便をはじめ、フェリー屋久島2、プリンセスわかさ、フェリーみしま、クィーンコーラルクロス、クイーンコーラルプラス、フェリーきかい、フェリーかけろま、フェリーせとなみなど、県本土と離島を結ぶ多くの便が欠航となっている。空の便でも県内空港を発着する離島便を中心に61便の欠航が決まっており、島民の移動や物流に大きな影響が出ている。

台風の最接近に向け、引き続き最新の気象情報を確認しながら、早めの備えと安全確保を心がけてほしい。
台風18号(ソウデル)進路予報 気象庁発表(8月25日13時45分)
【25日13時の実況】
種別:台風
大きさ:ー
強さ:強い
存在地域:沖永良部島の東南東約200km
中心位置:北緯26度30分(26.5度) 東経130度25分(130.4度)
進行方向、速さ:西北西20km/h(11kt)
中心気圧:950hPa
中心付近の最大風速:40m/s(80kt)
最大瞬間風速:60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域:全域130km(210NM)
15m/s以上の強風域:北東側390km(210MN) 南西側330km(180NM)
【26日12時の予報】
種別:台風
強さ:強い
存在地域:沖永良部島の西北西約210km
予報円の中心:北緯28度10分(28.2度)東経126度50分(126.8度)
進行方向、速さ:西北西15km/h(9kt)
中心気圧:960hPa
中心付近の最大風速:40m/s(75kt)
最大瞬間風速:55m/s(105kt)
予報円の半径:65km(35NM)
暴風警戒域:全域190km(105NM)
【27日午前9時の予報】
種別:台風
強さ:強い
存在地域:東シナ海
予報円の中心:北緯27度55分(27.9度) 東経124度35分(124.6度)
進行方向、速さ:西10km/h(6kt)
中心気圧:965hPa
中心付近の最大風速:35m/s(70kt)
最大瞬間風速:50m/s(100kt)
予報円の半径:100km(55NM)
暴風警戒域:全域230km(125NM)

