8月下旬に入ったとは思えない厳しい暑さが続いています。
8月21日も最高気温が松江や鳥取で35℃を超え、これで4日連続の猛暑日です。
この猛烈な残暑の影響で野菜に異変、農家が対応に苦慮しています。
8月21日の山陰各地の最高気温。
最も高かったのは2日連続で島根県・川本の37.2℃。
次いで、松江と津和野の36.2℃、鳥取で35.2℃などを記録。
松江、川本、鳥取は4日連続の猛暑日です。
ところで、これらの気温は気象庁のアメダスで直射日光のあたらない一定の条件の下で計測されていますが、ふだん生活している場所では、これよりも危険な暑さに…。
松江市内の公園では。
山根収気象予報士:
午後0時半に気象台で観測された気温は33.2℃でしたが、公園に置いていた気温計は44℃を指しています。
直射日光があたり、また照り返しも加わるなどして気象台のデータよりも大幅に高くなっています。
炎天下ではアメダスの数字以上に危険な暑さになるためより一層の警戒が必要です。
猛烈な残暑は、8月末まで続きそうです。
神田農産・神田真里社長:
猛暑になると収穫が減っていきます。
こうした中、出雲市内でアスパラガスやネギ、それにダイコンなどの野菜を栽培し出荷している生産者から悲鳴が上がっています。
秋にかけて出荷が続くアスパラガス。
しかし生育が悪く曲がっているものも…。
神田農産・神田真里社長:
高い温度のところから病気が発生してきて、葉っぱが茶色くなって班点病とか病気にかかって、50キロ採れた時にひどい時は10キロくらい、5分の1くらいが「規格外品」になることもあります。
日差しを遮り温度上昇を抑える対策も取っていますが、大きな効果には繋がっていません。
また深刻なのが雨不足です。
神田農産・神田真里社長:
暑さによって、また水不足によって病気になったりして生育がうまくいっていません。
出雲特産で「神在ねぎ」というブランドで栽培している白ネギですが、一部で葉が枯れるなどの被害が出ています。
神田農産・神田真里社長:
やっぱりこうやって掘ってみても、ずっと水がないのでまとまった雨がほしいところ。
仮に出荷できたとしても、その時期が大幅に遅れるため経営には大きな痛手になると心配します。
暑さに強い品種を探したり肥料を変えるなどの工夫も続けているといいます。
神田農産・神田真里社長:
何とかこの暑さを克服できる栽培技術を身に着けて頑張っていきたい。
ろどまるところを知らない猛暑…まずは恵みの雨を待ちわびています。
