帝国データバンクによりますと、
白山市で注文住宅の設計・建築を手がけるディレクトと
金沢市で医療用の照明器具などを販売するブレイズデザインの2社が、
今年8月17日に事業を停止しました。
両社の代表は、同じ経営者が務めていて、いずれも自己破産申請の準備に入っています。
負債総額は両社合わせておよそ4億5000万円に上る見込みです。
ディレクトは石川県と福井県を商圏として、一般個人向けの完全オーダーメイド住宅の設計・建築を主力事業とし、ほかに歯科クリニックなどの事業用建物の新築工事も手がけていました。
設計は自社で行い、建設・施工は地元の工事業者や、個人事業主を活用する体制をとっていました。
2024年3月期には7億9200万円の売上を計上。翌年の2025年3月期にはおよそ8億4200万円まで売上を伸ばしましたが、同業他社との競争激化により、長年にわたって利益は低水準にとどまっていました。
原材料費や人件費の高騰が収益を圧迫し続け、収益構造の改善が進まないまま資金繰りが悪化し、今回の事業停止に至りました。
また、同じ経営者が代表を務めるブレイズデザインも、ディレクトの経営悪化に連鎖する形で事業停止となりました。
