福岡県久留米市の高校に通っていた男子生徒が8年前、いじめで自殺した問題で、遺族が当時の同級生に慰謝料などを求めている裁判の控訴審が始まりました。
久留米市の県立高校で野球部員だった男子生徒が2018年に自殺した問題をめぐっては、県の教育委員会が設置した第三者委員会が、同級生6人によるいじめとの因果関係を認定しています。
父親など遺族は6人に対し慰謝料と謝罪を求める訴えを起こし、1審の福岡地裁久留米支部は3月、このうち5人に対してあわせて約100万円の慰謝料を支払うよう命じましたが、遺族側が控訴していました。
19日に開かれた控訴審の第1回口頭弁論で、父親は「結局、謝罪の言葉を聞くことはなく、息子を地獄に追い込んだものは何なのか、客観的な視点で明らかにしてほしい」と主張しました。
一方、同級生側は控訴の棄却を求めています。
