福井県は、特定外来生物のクビアカツヤカミキリが、県内で初めておおい町で確認されたと発表しました。サクラやウメなど樹木を枯らす恐れがあることから、県は20日に県庁で関係者会議を開き、今後の被害防止対策を協議します。
クビアカツヤカミキリは体長2.5センチから4センチ、クビの部分が赤いのが特徴です。サクラやウメなどのバラ科の樹木に産卵し、幼虫が木の内部を食い荒らすことで樹木を枯らす恐れがあり、国が特定外来生物に指定しています。
中国・朝鮮半島・ベトナム北部などを原産地とする外来種で、貨物などの物資に紛れて日本に侵入したと考えられています。2012年に国内で初めて発見されて以来、分布が拡大し、8月18日現在、福井県を含む22都府県で確認されています。
幼虫が寄生した樹木からはうどん状の排出物が出るため発見の目印となり、環境省は被害の拡大を防ぐため早期駆除が重要としています。
県が20日に開く会議には関係機関の担当者らが出席し、全国の発生状況や対策について情報共有し、今後の対応を話し合う予定です。
