救急車のように救護室が駆けつけます。
地震など大規模災害の際、けが人など応急処置の態勢にトレーラーハウスを活用しようと松江市が8月18日、市内の企業と協定を結びました。
松江市と協定を結んだのは、市内で中心市街地の活性化事業などを手がける企業「まつくる」です。
「まつくる」は、町おこしの一環で市内の商店街にトレーラーハウスを出して、交流スペースとして使う活動を展開しています。
今回の協定で、災害発生時には市からの要請に応じてこのトレーラーハウスを無償で提供します。
トレーラーハウスは幅7.2メートル、奥行2.6メートル、エアコン、トイレ、手洗い場が備わっています
こうした装備を活かして市では、けが人や急病人の応急処置を行う移動式の「救護室」を想定しています。
松江市・上定市長:
災害時には現場が混乱しておりますので、安心できる、特に医療が施せるスペースというものの確保は難しいものと思います。移動ができますので、適切な場所において、医療の提供であったり感染症対策を施すというスペースとして有効に活用できる。
トレーラーハウスは2024年の能登半島地震以降、災害時には迅速で安く仮設の施設を提供できるツールとして注目されていて、松江市でも活用に向けた初の協定締結となりました。
まつくる・中尾禎仁社長:
熊本地震、千葉の水害など、全国どこで何が起こるかわからない状況の中で、環境のいい施設の提供ということができるのではないかという考えから、今回ご提供させていただくということでございます。
松江市では今後も、こうした活用策を積極的に取り入れるなどして緊急対応の充実に役立てていきたいとしています。
