15日、県内各地で長崎のお盆の伝統行事「精霊流し」が行われます。
このうち最も多くの精霊船が流される長崎市でも初盆を迎える家が故人のために船を作っています。
故人の人となりや人生を反映した船も。
長崎市出身の寿司職人 石田 孝詞さんは東京で修行を重ね、40歳のときに自分の店を都内に構えました。
友人の近金 真由美さんは、10年ほど前に共通の知り合いを介して石田さんと知り合いました。
大きな病気はありませんでしたが別れは突然だったといいます。
2025年7月に59歳で急逝した石田さんのために、友人や近金さんの親族が集まって船を作っています。
帆には、寿司を握る石田さんの姿が描かれています。
石田さんの友人で、船の設計士でもある古賀野 智朗さんが図面を引き、2026年6月ごろから本格的に準備を進めてきました。
15日は都内に住む石田さんの家族や友人も駆けつけ、故郷で思いをつなぐ船を一緒に流します。
家族や仲間が工夫を凝らし心を込めて作った精霊船。
流す人も、見る人も、故人を思い出します。
