東から西に進む異例のルートで本州を横断する可能性がある逆走台風15号。
更に新たな台風のたまごが発生し、週末ごろに再び関東に接近する恐れが出てきました。

台風15号は茨城県に上陸する見込みで、現在、茨城・水戸市の東南東約100kmの場所を進んでいます。
上陸すれば観測史上初のこととなります。

11日午後2時半頃の東京・お台場では強風で傘が壊れそうになった親子。
お母さんが傘を閉じ親子で頭を押さえぬれながら歩いていきます。

3人組の女性たちは、1つの傘をみんなで持ち寄り添いながら歩いていました。

また、完全に傘がひっくり返ってしまう人の姿も見られました。

午後4時過ぎ、東京・千代田区にある国会議事堂を捉えたカメラに雨が打ち付け始めました。

東京スカイツリーから見た都内の空は薄暗く、不安定な空模様。

スカイツリーにある4基のエレベーターのうち、1基が午後4時半現在、停止しているということです。

逆走台風の接近に伴い都心で影響が出ています。

11日に開催予定の江東花火大会の会場である荒川・砂町水辺公園に行ってみると、「花火大会は中止になりました」の案内を手にしたスタッフの姿が。

全席指定で椅子席やベンチ席などが用意されていましたが、撤去作業が大急ぎで行われていました。

午後4時過ぎには東京・昭島市でも、雨がパラパラと降り始めてきました。

台風によって不安定な天気が続く中、ラーメン店「麺屋 よつ葉」を営む、種五誠さんは、空を見上げてそわそわしていました。

カツオしょうゆラーメンのたれにひと工夫を施し、カツオ節をのせた極上のつけ麺「鰹醤油つけ麺(中)」。
いつもはにぎわう店内ですが、11日は台風の影響で客がぽつぽつと来る状況でした。

台風が近づいていることから種五店長は、午後11時半の閉店を早めることを検討していました。

麺屋 よつ葉・種五誠店長:
今のところ午後9時で閉めた方がいいのかなと思っています。“天気のことは致し方ない”とは思っているが、ただ夏場はラーメン店はただでさえ売り上げは落ちてしまうので、その中でこういう台風が来るのは困ってしまう。

強風注意報が出されている都心で強い風による被害も。

警察官が車線を封鎖する現場。
その脇の街路樹が根元から倒れていました。

東京・港区北青山の表参道駅付近で木が倒れているとの通報があったということです。

都心では午後6時前に最大瞬間風速14.9メートルを観測しています。

このあとにも観測史上初めて、茨城県に台風15号が上陸する恐れが高まっています。
首都圏を横断する見込みで、雨や風の影響が長く続きそうです。

更に、心配なのが新たな台風のたまご熱帯低気圧の発生です。

その予想進路では今週の週末ごろから再び関東に接近する見込みです。

最新の情報に注意が必要です。