8月13日に2回戦に臨む東日本国際大学附属昌平。この昌平ナインに連日付き添いながらチームを陰から支える人物がいる。
いわき勢としては51年ぶりに夏の甲子園で勝利をあげた昌平。
初戦の白樺学園戦を終え、江井監督は「相手ピッチャーとの間やリズムを掴むのが課題」と振り返り、10日は実戦形式の練習を中心に行った。
そのそばでカメラを持ち、練習を見守る1人の男性…昌平高校からの要請を受けて、出発からチームに帯同するいわき市スポーツ振興課の山岸海斗さんだ。
記録用の写真撮影のほか、学校との連絡・調整やスケジュールの管理、選手たちの身の回りのサポートをしている。
選手たちの様子が見られので毎日楽しいという山岸さん。「特に初戦勝った時には、この1~2週間くらいしか一緒にいないが、今まで深く関わりあったかのような感覚になり、私自身もうれしかった」と話す。
山岸さん自身も元高校球児。宿舎や食事の時間もチームと共にするなかで、選手たちとの仲も深まってきている。
チームスタッフも山岸さんの存在に大きな信頼をよせていて、森下陽介コーチも「昌平高校の野球部の一員」と認める。「選手が自分たちに言えないような話など聞いてくれていると思うので、だいぶ大きい存在になっている」と話した。
山岸さんは「この高校野球という限られた時間のなかでしか取り組めない部分だと思うので、ぜひ今後の人生の糧になるような経験ができるように、私もできることを全力サポートしていきたい」と語る。
いわき勢としては31年ぶりに甲子園に出場し、地元に大きな勇気と感動を届けている昌平野球部。
その躍進の裏には、チームを支える市役所職員の姿があった。
