分厚い黒い雲から何本もの稲妻が落ちた10日午後5時過ぎの静岡・浜松市。
そして、雷とともに激しい雨が降り出し、ゲリラ雷雨が発生した。
雨樋の排水口から水が噴き出し、画面の奥には晴れ間も見える中、車の屋根を雨が叩きつけていた。その激しさは、道路が水で溢れそうになるほど。
静岡県内では、袋井市でも短時間で降る雨で水たまりができ、白線が見えづらくなっていた。
愛媛県鬼北町でも雨樋から雨水が線状になってしたたり落ちていた。
山形県金山町では夕日でオレンジ色に染まる空から大粒の雨が降っていた。
午後4時過ぎの山口県下関市も天気が急変し、大粒の雨がアスファルトを叩く。
台風がもたらすゲリラ雷雨は列島各地で発生している。
注意が必要なのが、11日にも台風が直撃する可能性が高い関東地方だ。
9日夜、東京・八王子市で行われていた「八王子まつり」では、屋台に激しい雨が降った。さらに強い風によって屋台が一瞬浮き上がり、店の人が必死に押さえる様子が見られた。
ゲリラ雷雨に遭遇した人:
もう本当にバケツをひっくり返したっていうのはまさにこのことっていう感じの雨と風でしたね。風、雨、雷って感じで身の危険を感じた。
お盆休みを直撃する台風15号。
現在、茨城県の沿岸部には波浪注意報が発表されている。
ディレクター:
大洗サンビーチでは多くの人で盛り上がっているんですが、あちらを見てみますと、台風の影響で一部遊泳禁止となっています。
海岸に打ち寄せる白波。大人の背の高さを超えるほどの高い波が次々と押し寄せていた。
さらに、子供の浮き輪も風で飛ばされてしまった。海水浴場では一部が台風の接近に伴う強風とうねりで遊泳禁止に。
最新の進路予想では11日、関東に上陸する恐れが出てきた。
もし茨城県に上陸すれば観測史上初めて。気象庁は台風15号が異例のルートを通るとした上で、次のように述べた。
気象庁・大気海洋部予報課 矢野由和予報官:
台風のコース・進路が一般的ではないという言い方も適切かどうかわかりませんが、関東・東北地方に対して東から近づくことはあまり普段ないコースだと思います。それらによって交通機関やレジャー先で普段と違うことが起きるかもしれませんので、できるだけ早めに気象情報や移動先の情報を入手していただいて、できるだけゆとりを持ってご対応いただければと思います。
この台風は最大風速 中心付近で25m/sを予想しております。台風の進路予想としては赤い丸とかが出てきておりません。ただし台風が通るようなところは暴風警報に該当するくらいの風が吹きます。
気象庁は会見で、「ゆとりを持って行動してほしい」「交通機関の乱れもあるので柔軟に変更するなど早め早めに行動してほしい」と話したうえで、上陸する場所について。
気象庁・大気海洋部予報課 矢野由和予報官:
今の中心線を通りますと、福島県、茨城県、千葉県あたりに上陸する可能性が高いと考えております。
最新の雨と風の予想では、11日午後には東京都心でも雨と風が強まり、行楽地からの帰り道にかけ大きな影響が出る見通しだ。
最新の進路予想に注意が必要だ。
(「イット!」8月10日放送より)
