震度6強を観測した熊本市南区の被害です。発災から10日余りが経過し、被災者のストレスも大きな課題となってきました。
【尾谷 いずみ キャスター】
「南区城南町下宮地(しもみやじ)地区です。『危険』と書かれた赤い紙が貼られた建物が点在していて、こちらの八幡宮は鳥居が倒壊しています」
震度6強の被害に見舞われた熊本市南区。城南町のほか、富合町などで多くの被害が確認されています。
自宅の壁が剥がれ落ちるなど被害を受けた富合町の成松 忠幸さんは、物資の不足など不安を抱えながら家族と在宅避難を続けています。
【熊本市南区富合町 成松 忠幸さん(80)】
Q:避難所に行くのは難しいですか?
「難しいですね」
Q:どういったところが難しいですか?
「地域のこともあるし泥棒なんかも(気になる)」
この日、市の保健師が成松さんの自宅を訪問。成松さんは妻とともに健康状態のチェックなどを受けました。
【成松 忠幸さん(80)】
「寝てない。それよりどう片付けよう、住めるだろうかとストレス。しんどいです」
【熊本市の保健師】
「私たちを頼って話すだけでもスッキリされるなら。呼ばれたら来ますから」
【成松 忠幸さん(80)】
「よかった」
発災から10日余りが経過し、ストレスを抱える被災者の心のケアも課題となっています。
<スタジオ>
在宅で避難されている方は、外から見るとなかなか分かりづらいですよね。ただ、この日は保健師さんも訪問してくださって、良かったという声も聞かれたので、少しホッとしたところではありました。
在宅避難に関する相談などは熊本市では各区役所の保健こども課で受け付けています。もしくはインターネットで「熊本市在宅避難者」と検索すると熊本市ホームページの支援に関する情報をご覧いただけます。
