2026年6月に大規模火災が起きた島根県出雲市の商店街「サンロードなかまち」で、8月8日に恒例のイベント「土曜夜市」が開かれました。
イベントには火災で店を失った業者も出店、商店街を支えようと訪れた多くの市民でにぎわいました。
金魚すくいに、かき氷、通りには涼を呼ぶ名物の「氷柱」も置かれました。
8日夜、出雲市の商店街サンロードなかまちで開かれたのは「土曜夜市」。
この日は、ぶつからずに歩くのが難しいほどの人出。
昭和40年代から50年代にかけての最盛期をほうふつとさせるにぎわいでした。
訪れた人:
「楽しいです」
「小さいころ土曜夜市というと、親に連れて行ってもらった記憶もある」
2022年に復活した夏のイベントですが、今回はいつもとは異なる雰囲気の中で開催されました。
6月23日に商店街を襲った大規模火災。
鎮火まで丸1日を要し、建物25棟、約3700平方メートルが焼けました。
大規模火災から一月半、仮囲いが設置されるなどアーケード下の通りには火災の傷跡が残ります。
中町商店会・石橋由行理事長:
営業できる店舗が残っていた。そこでは開催できるだろうと準備は進めていました。
感謝しかないです。
商店会の石橋理事長。
大火の後も開催にこぎつけたいと準備を進めていました。
中町商店会・石橋由行理事長:
こうやってここに来ていただける方が1人でも多いというのが我々の励みになりますので、これからもしっかりと地に足をつけて進んでいきたいと思っています。
久しぶりのにぎわいに喜びと感謝を示しました。
2026年の土曜夜市には約30の店が参加、その中には…。
五穀と鹽・渡部ゆうこさん:
新月の塩なので、払う方ですね。デトックス。いいと思います。
渡部ゆうこさん、和食店「五穀と鹽」を5月にオープン。
今回の大火で店舗が全焼しました。
五穀と鹽・渡部ゆうこさん:
お店を開く前からみなさんに「頑張ってね」、「みたよ」と声をかけていただいて、知った顔もたくさん来てくださってあったかいなと思ってほんとに胸が熱くなっています。
店で働いていた仲間も手伝い、こだわりの塩や米、それに手作りのおはぎ約200個を販売しました。
お客さんに商品を手渡すのは、あの火災のあとでは初めてです。
五穀と鹽・渡部ゆうこさん:
ほんとうに元気もらってますね。早くお店をちゃんと営業して、本来の形でお届けできる日を早く迎えたいなと思っています。やっと一歩踏み出せた感じはしています。
訪れたお客さん:
お店に是非行こうと思っていたけどすぐ燃えてしまったので、応援してあげたいなと思って。
訪れたお客さん:
「僕は地元でして、この店も知ってたので、美味しそうなので買わせてもらいました。足を運ぶのが、復興には一番いいのかなと思って。
店の人も市民も復興を願い心を一つにした夜…商店街にはまた一つ日常が戻りました。
