2年前に千葉県内で起きた高齢女性の殺人事件で急展開。
逮捕されたのは被害者の娘でした。
千葉・いすみ署 荒木裕久署長:
本日被疑者を殺人罪で逮捕いたしました。職業パート、氏名石上秀子、54歳女性。被疑者は被害者の娘となります。(秀子容疑者は)殺意を持って石上静子さん当時89歳の頸部(けいぶ)を、何らかの方法で締めつけて圧迫し窒息により死亡させて殺害したものである。
一瞬カメラのほうに視線を送るも、すぐにうつむき、束ねた髪を風になびかせながら歩く石上秀子容疑者(54)。
母親の石上静子さんを殺害した疑いが持たれています。
親子を知る人は「(秀子容疑者は)長女。だって一人っ子だもん」と話しました。
発生から逮捕まで2年の歳月を要した、この事件。
なぜいまになって、娘の逮捕に至ったのでしょうか。
千葉・いすみ市にある住宅で、この家に住む静子さんの遺体が見つかったのが2024年8月6日のことでした。
当時89歳で1人暮らしだったという静子さん。
自宅に設置されていた警備会社の見守りセンサーにより、2階の寝室部分で仰向けに倒れている静子さんが発見されていました。
着衣の乱れや争った跡はなかったといいます。
その後、静子さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死と判明。
警察は殺人事件として捜査してきました。
事件発生当時、静子さん宅の近所の人は「良いおばあちゃんでした。(Q. 最近の様子は?)元気そうでした。私が『どこ行くの?』って言ったら(静子さんが)『接骨院だよ』って。信じられない、だから…」と話していました。
近所の人によると静子さんは健康面で大きな問題はなく、事件前も特に変わった様子はなかったといいます。
静子さん宅の近所の人:
(Q. 家族は近くに住んでいなかった?)なんか茂原に…娘さんがね。
いすみ市にある静子さんの自宅から、直線距離で約25kmほど離れた千葉・茂原市内に住んでいた秀子容疑者。
近隣住民によりますと、石上容疑者は夫と子供と一緒に暮らしていて、亡くなった石上静子さんもよく来ていたということです。
静子さんと交流があったという知人は10日、娘の秀子容疑者と母・静子さんの関係などについて「静子さん『お金いっぱいあるよ』ってことは言っていたけど、ほんで(静子さんは)家を(秀子さんのために)建ててやったんだとか」と話しました。
一方で、別の近所の人によると娘の秀子容疑者はパチンコ好きだったという話も。
警察の調べに対し秀子容疑者は「私は母を殺害していません」と供述し、容疑を否認しているということです。
