長崎市の鈴木市長は、9日の平和祈念式典で読み上げた平和宣言の1文を「読み飛ばした」ことを謝罪しました。

長崎市 鈴木史朗市長「一文読み落としておりました。つい、こう(感情が)熱くなってしまって、大切な一文を読み落としています」

2026年の平和宣言は被爆者・故吉田勝二さんの被爆体験や「平和の原点は、人間(ひと)の痛みがわかる心を持つこと」という言葉を引用。

鈴木市長は「核兵器は“必要悪”ではなく“絶対悪”であり、人類と核兵器は決して共存できない」と語気を強めて訴えました。

しかし、後半の核保有国や核抑止力に依存する国の指導者に対して呼びかける「NPT(核拡散防止条約)の義務を履行し、核軍縮に向け着実に前進することを強く求めます」という一文を読みませんでした。

9日夕方、会見を開いた鈴木市長は「つい(感情が)熱くなってしまい、顔をあげて、(手元に)目を落とした時、視線が先に行っていた」と説明しました。

鈴木市長は平和宣言では読み上げられなかったものの、核保有国に対しNPTにおける核軍縮に向けた誠実な交渉を求める姿勢に変わりはないとしています。

テレビ長崎
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