新潟市に本社を置く福田組は2026年12月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表しました。売上高・利益ともに前年同期を上回る好調な結果となり、あわせて通期業績予想の上方修正、配当予想の増額修正、および自己株式の取得も決議しています。
2026年12月期の中間決算を発表した福田組。
2026年1月1日から6月30日までの中間連結業績は、売上高が前年同期比14.7%増の888億6200万円となりました。大型の民間建築工事案件を中心に工程の遅延なく工事が進捗したことが増収の主因です。
利益面では、工事採算性の改善と不採算工事の減少により、売上総利益が前年同期比28.6%増と大幅に拡大しました。営業利益は同61.8%増の58億1900万円、経常利益は同59.8%増の60億7400万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同71.4%増の43億8000万円となっています。
好調な中間期実績と下期の見通しを踏まえ、2026年2月13日公表の通期連結業績予想を上方修正しました。修正後の予想は売上高1905億円(修正前比8.5%増)、営業利益93億円(同22.4%増)、経常利益96億円(同23.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益64億円(同28.0%増)となります。
株主還元の充実を図るため、期末配当予想を前回予想から1株あたり10円増額し、1株あたり140円(株式分割前換算:280円)に修正しました。同社は2026年7月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、配当金額はその分割後の株数を基準としたものです。
同社は同日の取締役会において、上限52万6000株・取得価額総額20億円を上限とする自己株式取得を決議しました。取得期間は2026年8月7日から2026年12月30日まで。取得方法は東京証券取引所の立会外買付取引(ToSTNeT-3)および信託銀行による信託方式の2種類を採用します。
また、同日終値4230円でのToSTNeT-3による翌8月7日午前8時45分の買付けも発表しており、上限は11万8200株となっています。
今回の一連の施策は「中期経営計画2030」に基づくもので、同社は2030年12月期の目標として配当性向50%の達成、5年間で自己株取得50億円程度の実施を掲げています。
