厳しい気候の中でもコメの生産を続ける農家ですが、資材高騰やコメ余りなど、取り巻く環境は厳しさを増しています。

こうした中、新潟県三条市などの農業委員会で構成される協議会が8月6日、JAに対し、米価の安定など要望しました。

「営農継続可能な再生価格以上で安定した価格としていただきますよう、強く要請する」

6日、長岡市でJAえちご中越にコメ作りに関する要請書を提出したのは、三条市などの農業委員会で構成される協議会です。

去年のコメ不足から一転、現在はコメの在庫が適正水準を上回る“コメ余り”の状態が続いていて、卸売価格や販売価格ともに下落しています。

このため、去年は60kgあたり3万円を超えた農家に前払いされる仮渡金も今年は去年を大きく下回る見通しです。

【南蒲原農業委員会協議会 桑原一郎 代表】
「2万500円ぐらいを割ってくるようでは、生産者としては今後、農業をしていけないというのが当たり前の話だと思う」

さらに、今年は中東情勢の影響により、農業資材などの価格も高騰。

【南蒲原農業委員会協議会 桑原一郎 代表】
「うちも今年コンバインを買った。コメ(の仮渡金)が2万5000円くらいになれば充分買えると思ったが、これが2万円になってくると借金を払えるかなと思う」

協議会は農家が安心してコメ作りを続けられるよう、仮渡金の設定を慎重に検討するよう強く求めました。

これに対し、JAえちご中越は「去年より仮渡金の価格が下がるのは避けられない。可能であれば随時追加払いをしていきたい」と回答。

【南蒲原農業委員会協議会 桑原一郎 代表】
「やはり下がるんだろうなという印象。希望は小さい」

厳しい環境の中、コメ作りを続ける農家が価格の乱高下などに翻弄される日々が続いています。

NST新潟総合テレビ
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