設立わずか6年で、小学生の甲子園とも呼ばれる全国大会への切符を掴んだ富山の少年野球クラブがあります。全国およそ1万チームの頂点へ。急成長を遂げた強さの秘密を取材しました。
設立6年目のオール富山少年野球クラブ。選手達の右腕には全国大会に出場するチームだけに与えられる赤色のワッペンが付けられています。
*3番バッター 松下侑奨選手(小6)
「日本一になる」
その言葉を支えているのが、日々の積み重ねです。
県内各地から選手が集まるクラブチームのため、全員がそろう練習は週に3日ほど。
限られた時間を補うため、選手たちは自主練習を欠かしません。
*キャプテン 舟崎充選手(小6)
「全員が自主練習をよくやっている。バッティングセンターとか公園とかで、みんながレギュラーになるために自主練習を頑張っている」
さらに冬には、雪の少ない名古屋や茨城などへ2、3回の遠征。
県外の強豪との実戦経験を積み重ねていて、県内のチームでは珍しい取り組みです。
*オール富山少年野球クラブ 島村伸司監督
「基本を忠実にして、反復練習をして富山の中でも質の良い練習をしている」
チームは2022年以降、富山市の大会を勝ち上がり毎年県大会を経験。
2024年には準々決勝まで勝ち上がりますが、優勝には届きませんでした。
*オール富山少年野球クラブ 島村伸司監督
「(今年は)次の試合、もう一つ次の試合を見据えるのではなくて、一戦一戦その場で一番良い点の取り方を常に考えてプレーできた」
チームの持ち味は、守備から流れをつくる野球。
速球派やコントロールが得意 などタイプの違う6人のピッチャーが継投し、失点を最小限に抑えます。
そして攻撃では、3番・松下侑奨くんが打線を引っ張ります。
*3番バッター 松下侑奨選手(小6)
「自分は左バッターで長打力が持ち味。打率を意識していて、全打席ヒットを打ってやろうという気持ちでいつも試合に臨んでいる」
県内各地から集まった18人のメンバー。そのまとめ役が、キャプテンの舟崎充くんです。
*キャプテン 舟崎充選手(小6)
「(自分は)元気よく声を出してチームをまとめる選手だと思う。あまり強い言葉は使わず、みんなが反応して面白く、(チームを)まとめている」
チームは2年前、バッティングティーにボールを乗せて打つ、Tボールで日本一を経験。
今度は軟式野球で、日本一を狙います。
*3番バッター 松下侑奨選手(小6)
「今年のチームは4年生で優勝した時よりメンバーも新たに増えて(強くなっている)。」
その優勝に、キャプテンの舟崎くんは人一倍の強い思いを持っています。
*キャプテン 舟崎充選手(小6)
「兄が一期生で高円に行けなかった。その思いを背負って、自分は絶対優勝を目指して頑張りたい」
初の全国大会で狙う日本一。指揮官も確かな手応えを感じています。
*オール富山少年野球クラブ 島村伸司監督
「今までの野球をちゃんとすれば優勝は必ずといっていいほど自信は持っている。
」
「全国大会優勝するぞ!しゃー!」
