街づくりの新たな拠点に。
約50年前にできた団地の活性化を狙うコンビニがオープンです。
東京・日野市の高幡台団地に、多機能型のコンビニ「ハッピーローソンタウン」の首都圏1号店がオープンしました。
「ハッピーローソンタウン」は通常のコンビニとはひと味違います。
食品スーパーと連携し生鮮食品の品ぞろえを強化。
野菜や肉・魚など、約90品を販売しています。
開店の背景にあるのは、高齢化と人口減少です。
高齢者が多い高幡台団地では、購入した水やコメなど重い荷物の持ち運びに負担を感じる人も少なくありません。
そこで試験的に行われているのが、タブレットを使った宅配サービスです。
団地の住民が配布されたタブレットを使い、自宅から商品を注文できる仕組みで、操作に不慣れな人には店員がサポートします。
ほかにも住民票の発行など、行政の手続きを案内してくれる「日野市AIサポーター」も導入し、日々の暮らしを支えます。
来店客からは「こういう団地で人も少なくなって、これからどうかなと思っていたが、これだけまだ活気がある。よかった」という声が聞かれました。
小上がりのあるイートインスペースや絵本コーナーは、地域住民が気軽に集まれる交流の場に活用できます。
さらに店舗には、もう一つの役割があります。
自治体などと協定を結び、普段は新商品などを紹介している店内のディスプレーが、大雨や地震などが発生した際に災害情報を発信できるようになっています。
太陽光発電設備や衛星通信サービス「スターリンク」も備え、地域の防災拠点としての役割も担います。
ローソン・竹増貞信社長:
やはり熊本に行って思ったのは「停電と断水」これが一番、街の方々を不安にする。そこに対して我々が何ができるのか。そういうことを考えて対応していきたい。有事の際には「とにかくローソンに行けば大丈夫だ」と頼りになる、安心していただける店にしていかなくてはいけない。
