仙台市若林区の(株)大久商店が、7月31日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
帝国データバンクによると、大久商店は1895年(明治28年)創業の食肉販売業者。
牛肉や豚肉、鶏肉のほか、馬肉やラム肉、ソーセージやハムなどの加工食品を、ホテルや飲食店向けに販売していた。
東北各地のブランド肉を取り扱い差別化を図り、小ロット、短納期対応などで顧客基盤を築いていた。
さらに、自社配送、自社工場での加工により、2012年7月期には年間売上高6億2500万円を計上していた。
しかし、東日本大震災の影響で取引先の廃業や事業規模縮小が相次いだうえ、コロナ禍で取引先の業績が悪化し、収益が悪化。
2025年7月期は年間売上高3億5000万円にとどまり、債務超過に陥っていた。
以降も人材の高齢化や人員確保に苦戦し、業績回復が見込めないことから、事業の継続を断念した。
負債総額は債権者53人に対し、約2億2000万円。
