違法建築物問題で2025年に閉園したノースサファリサッポロの運営会社「サクセス観光」が8月2日、現在の場所で新たなイベント施設をオープンしたことがわかりました。
「サクセス観光」が始めたのは、「ピクニックフィールド」です。
代理人弁護士などによりますと、キッチンカーやエアー遊具、バギーによるアトラクションなどが設けられた施設で、営業期間は今年11月末までです。
原則、開発が禁止される市街化調整区域に獣舎や宿泊施設などを無許可で建て続け、約20年営業していたことが問題となり、2025年9月末に閉園したノースサファリ。
2026年3月、サクセス観光に対し、今年10月末までに無許可建築物の完全撤去を命じる「除却命令」を出している札幌市ですが、このイベント施設については、「無許可建築物は使用されておらず、法的には問題ない」としています。
またノースサファリには6月末時点でライオンやオオカミなど、221匹の動物が残ってますが、東京の投資会社「ビーチキャピタル」がすべての動物と従業員を引き継ぎ、新たな動物園を開く計画を進めています。
新たな動物園の運営のために2026年1月に新会社「北海道アニマルワールド」を立ち上げています。
サクセス観光の代理人弁護士は「現在、動物たちについては、北海道アニマルワールド様への譲渡が徐々に進められております。現時点では法的に譲渡できない国際希少野生動物や特定動物についても、同社に譲渡する準備を進めており、動物たちは健康に生活しております」とコメント。
「移転先用地の確定など、譲渡の実現に当たっては相応の時間を要する見込みであり、その間に発生する動物の飼養に直接関係しない部分の諸経費(人件費、賃料、公租公課など)については弊社において賄う必要があります」と話しています。
このイベント施設については「動物たちを円滑に譲渡するためには、営利活動を再開し、諸経費の支払いに充てる原資を確保する必要があるとの判断に至り、イベント事業の運営を開始することといたしました。当然のことながら、イベント事業の運営を理由に新たな建物の建築を行ったり、周辺土地の開発を行うことはございませんし、ノースサファリサッポロを再開するものでもございません」などと述べています。
