国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長が29日、名古屋大学で講演し、世界で起きている「法の支配の危機」について語りました。

 赤根所長は名古屋市出身で、おととし戦争犯罪などを犯した個人を裁く国際刑事裁判所の所長に日本人で初めて就任しました。

 講演では学生など会場を訪れたおよそ130人に向け、アメリカやロシアについて「裁判所の独立や中立を力で脅かしている」と指摘し、国際社会へ関心を持つことの大切さを呼びかけました。

赤根智子所長:
「世界で起きている法の支配の危機は日本でも起こるかもしれないアンテナを張って勉強してほしい」

 また、国際刑事裁判所を「法の支配の最後の砦」と表現し、世界の秩序を支えるための役割についても説明しました。

東海テレビ
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