迷いながらも、勇気を出して声をかけました。雨に打たれながら、歩道で座り込んでいた80代の女性に傘を差し出し、安全に誘導したとして、中学2年生の2人に感謝状が手渡されました。
富谷市立東向陽台中学校2年 松本音葉さん
「ここら辺で雨宿りをしながら、女性が立っていました」
富谷市立東向陽台中学校2年生の松本音葉さんと佐藤結愛さん。
5月28日午後4時前、2人で下校していたところ、1人の高齢女性の姿が目に留まりました。
富谷市立東向陽台中学校2年 佐藤結愛さん
「疲れていて大変そうだった」
その日は雨でしたが、女性は傘をささず、雨宿りをするように木の下にいました。
「声をかけようか」。迷いながらも、一度は女性の前を通り過ぎ、それぞれの自宅に向かいましたが…。
富谷市立東向陽台中学校2年 佐藤結愛さん
「どちらもおばあさんのことを心配していたので戻りました」
2人は女性のもとに引き返して話を聞くと、「急に雨がふり携帯電話も持っていない」と困った様子だったといいます。
松本さんが傘を差し、佐藤さんは女性の買い物袋を持ち、自宅まで送ることにしました。
女性は認知症で、2時間ほど前に自宅から行方不明となっていて、警察や地域包括支援センターが探していました。
富谷市立東向陽台中学校2年 佐藤結愛さん
「声をかけたのは音葉さんなので、音葉が声をかけてくれたから助けられたのかなと思います」
富谷市立東向陽台中学校2年 松本音葉さん
「1人だと声を掛けられなかったと思うので、ゆめと一緒に仲良くなれて良かった」
クラスも部活も同じで、一緒に帰る仲良しの2人。
お互いがいたからこそ、勇気を出して声をかけることができ、女性は無事、家族のもとに帰れました。
富谷市立東向陽台中学校2年 松本音葉さん
「勇気を振り絞ってよかったと思います」
富谷市立東向陽台中学校2年 佐藤結愛さん
「おばあさんを助けられたし、感謝状ももらえてうれしいです。次は1回通り過ぎないで、最初から声をかけられるようにしたいです」
