爆発のあったイオンモール熊本では、3人の死亡が確認されている。
事故をうけ熊本市内では、イオンの吉田社長らの会見が行われた。

元東京消防庁・特別救助隊の田中章さんに聞いていく。

会見で明らかになったこと
▼地震から30分で客や従業員を避難させた
▼亡くなった3人はいずれも専門店の従業員
▼ガス爆発の可能性が高いが消防から正式な見解がでていない
▼爆発した場所に飲食店はなかった
▼社内ルールで一度屋外に避難した場合、館内には入らないというルール

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(Q.大型商業施設はどのような用途でLPガスを使うのか)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
飲食店やフードコートなどでは、厨房設備がある。ガスを供給して調理するのにLPガスを使う。また、ガスヒートポンプを使っていれば、ガスを電気に変換してエアコンなどで使う施設もある。消防の図面を見ないと確認できないところでもある。

(Q.地震発生から約1時間20分後に爆発したのは)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
おそらくLPガスだと思うが、ガスが少なすぎても多すぎても、要は薄くても濃くても爆発しないという特性がある。一定程度の火花が入ったのかなと。少しずつ漏れていった結果、1時間数十分かかったのが、爆発範囲に入ったのではないか。

(Q.ガス充満までに安全装置など作動は)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
大きな商業施設だと、防災センターがある。24時間365日監視している。ガス漏れが発生すると、ガス警報器が鳴って、瞬時にガスを止める弁がある。さらに、屋内側にも緊急の閉鎖弁がある。最悪バルクのところにハンドルのようなものを回せば、元栓を止めることもできる。これが何らかの形で、地震によって機能しなかったか。

(Q.閉鎖弁は手動で閉めることは可能なのか)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
手動で回せばガスの元栓を閉める装置がついてると思う。

(Q.トラックに穴があくほどの威力)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
こういった可燃性ガスは爆発力はすごい。特に密閉された、鉄骨造の建物なので、中で爆発が発生すると、一番弱いところにガスが吹き出す。いわゆる爆風というもの。横に向かって弱いところに走って、横向きに出たというのはそういうこと。何かのスイッチ、静電気などのスパークによって爆発が起きた。

(Q.内部映像では局所的に被害が表れたことは)

元東京消防庁・特別救助隊 田中章さん:
建物の構造上、ガラスの窓があったなど、壁ではなく一番弱いところ。ガスの爆発の威力は360度に広がるが、一番弱いところに爆風がいった。
(「イット!」7月29日放送より)

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