熊本県で28日夕方に発生した最大震度7の地震。一夜明けた29日に甚大な被害が判明する中、愛媛県内の企業や自治体も被災地の支援に動き出しています。

この熊本地方を震源にしたM7.1の地震では、愛媛県でも伊方町で震度4。松山市や宇和島市、今治市などで震度3を観測しました。

震度4の伊方町では、住人の男性が「10年前の地震と同じようにゆっくり大きく揺れる感じだった。怖い」と話していました。伊方原発では、この地震による異常は確認されなかったとしています。

松山市は震度3の揺れ。テレビ愛媛の報道フロアでは地震速報の音とともに、部屋にぶら下がっている看板が横に小刻みに揺れているのが分かります。

地震発生時に飲食店にいた女性:
「(地震だと)分かりました。イスに座っていたんですけど、横に揺れる感じ」

大街道の男子高生:
「『そんなに揺れたのか』と。愛媛県内で緩い揺れが起きたのかと思ってたけど、すごく大きかったのでびっくりした」

愛媛県では大きな被害はなかったものの、熊本では地震から一夜明け、13人の死者が出るなど甚大な被害が次々と判明。愛媛県からも支援の動きが出ています。

四国電力と四国電力送配電は29日朝、停電が続く被災地に向けて応援の社員25人と高圧発電機を積んだ車などを派遣。電力の早い復旧をバックアップします。

松山市は熊本市と災害時の応援協定を結んでいて、全庁を挙げて支援するため被災地支援本部を29日に立ち上げたほか、30日から8月7日まで職員10人を被災地に派遣。避難所の運営や罹災証明書の申請受付などにあたる予定です。

四国地方整備局は給水車1台を熊本市水道局に向け派遣しました。給水車は大洲市から出発してフェリーで九州に渡り、熊本市内の断水地域などに水道水を運ぶ予定です。

愛媛県は災害医療チーム「DMAT」の被災地への派遣要請に備え、待機しているとしています。

義援金を募る動きも愛媛県内で始まっています。宇和島市では市役所や支所などに募金箱を29日から設置。訪れた市民が被災地を支援する思いを込めて募金していました。

宇和島市の住民:
「この暑い中、電気も水道も止まるのは想像ができんので大変だなと思ってます」
「災害の規模を見て、きのうも胸が苦しくなる位だった。早く普通に戻ったらいい」

集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地に全額届けられるということです。

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テレビ愛媛
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