煙に包まれ真っ黒に焼け焦げた大地。
もともと樹木があったのか、焼けた木の枝などが確認できます。

どこまでも広がる焼け野原。
今もなお、甚大な被害の拡大が続いています。

フランスで続いている大規模な山火事。
発生から約1週間が経過しましたが、今も鎮火のめどは立っていません。

ボルドー近郊ルポルジュという町では、車や家が焼けてしまった跡が分かります。
そして通りを挟んだ反対側の家は、焼け落ちてボロボロになってしまっています。

ワインの名産地として知られるボルドー。
市街地から約15km地点まで炎が迫っており、22万人が避難を余儀なくされています。

ボルドー近郊では、いまだくすぶり続ける火を前に地元住民がバケツを使って消火する姿も。

地元住民:
あまり効果がないかもしれませんが、火が再び燃え上がらないように全力を尽くしています。

避難対象の地域はさらに拡大していて、フランス全土から集まった消防車両が次々と消火に向かう様子が見られました。

避難した人々は「正直もう限界、本当に限界…」「煙や灰でまったく息ができないの。ずっと喉に何かが詰まっている感じ…」と話しました。

現地では、ワインの原料となるブドウ畑の焼失に加え、ブドウが煙を吸収することで風味や品質に影響が及ぶのではないかという懸念も。

29日には気温が40度近くまで上がる見通しで、延焼がさらに拡大する恐れもあり、強い警戒が呼びかけられています。